2001-2002 A/Wのパリコレクションからクリスチャン・ディオールのメンズラインとして誕生したのがディオール・オム。
ファーストシーズンからセンセーショナルなデビューを飾った、エディ・スリマン氏が手掛けるデザインは黒を基調とするタイトなシルエットが人気を博し、ロックテイストと呼ばれる一種の流行を作り一躍メンズウェアのトップブランドへ駆け上がりました。
数多くのデザイナーに影響を与えたスリマン氏は、2007年に惜しまれつつもディオールオムのデザイナーを辞任。後任にはクリス・ヴァン・アッシュ氏が就任し、今までのロックテイスト寄りのモードからは一転し、エレガントかつクラシカルなイメージを打ち出しています。