ファッション界で業績を積み上げていたルシアン・ペラフィネ氏は、自身のコレクションを発表することを望んでいました。
ある時、フランスの街角でショーウィンドウの中に飾られたカシミアセーターに心を奪われた氏は、その創造力をカシミアとファッションを融合させることに傾倒し、目の肥えたファッショニスタたちを翻弄させる作品を次々と発表する事になりました。1994年に発表した最初のコレクション「Luxury street wear」はニューヨーク最高峰のバイヤーから絶大な信頼を得ることとなり、プレスからも「キング・オブ・カシミア」の称号を与えられることとなった。ファッションのスタイルを押し付けるのではなく、着る人自身のスタイルで着こなせるようにというブランドコンセプトはペラフィネ氏の謙虚な思想とクリエーション活動が土台となっている。